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※本インタビューは、「歌の手帖」2021年2月号収録の文章を当時のまま掲載しております
武道館、最高!ファンの皆さまに、感謝!!
Report
山内惠介 デビュー20周年記念リサイタルat日本武道館
11月6日 東京・日本武道館
撮影:浅見健一
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▲開場2時間前、日本武道館の正面玄関口
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▲これまでのシングル曲のジャケット写真が、ステージ後方の大型スクリーンに映し出されて「あなたへの感謝を込めて、今までのシングル曲をすべて唄います」の本人アナウンスの後、オープニングを飾る新曲『残照』のイントロが流れてきた
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「広い会場ですが、お客さまと近くに感じます…心がつながっているからでしょうか?」
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▲名手・斉藤功のギターと、美空ひばりのバックバンドも務めた村山雄三のマンドリンをバックに、『船酒場』と、美空ひばりのカバー『悲しい酒』を歌唱。山内惠介の原点を存分に感じさせてくれた。「お2人の演奏で唄えて、幸せです!」
皆さまがいてくれたから…
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憧れの美空ひばりさんも立った大舞台。山内惠介にとって念願だった日本武道館でのコンサート。新型コロナの感染拡大一時は開催も危ぶまれたが、感染予防ガイドラインを厳守し、会場の客席を制限するなどして、無事に開催。昼夜で合わせて約6000人を動員した。
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オープニングは新曲『残照』。20周年ながら、新型コロナで活動が悔しいほど制限された2020年のその新曲に、たくさんの思いを込めながら唄い終えると、山内は客席を見渡しながら破顔一笑でこう語った。
「すごい光景。絶景でございます。皆さまのおかげで迎えることができて、念願の日本武道館公演を無事に開催することができました。(新型コロナで)逢えない時間を誰が助けてくださったかというと、それはファンの皆さまです。言葉で言い表せない感謝の気持ちでいっぱいですが、今日はその思いを歌でお届けしたいと思います。 …日本武道館、最高!」
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▲アンコールで、『夢見る恋人たち』と、ニューアルバム『Gift』にも収録された、自身初のオリジナルクリスマスソング『神様の贈り物』を華やかな振りを付けて披露
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▲できるだけファンの方々の近くに…と、ステージの端から端までを走る山内当日はデビュー曲『霧情』から新曲までシングル20曲すべてを発売順に熱唱し、ファンの方々と20年という時間を共に振り返った。途中、歌手・山内惠介にとっての原点である美空ひばりの『悲しい酒』を、斉藤功のギター、村山雄三のマンドリンをバックに披露。またアンコールでは、ファンクサウンドのオリジナルクリスマスソング『神様の贈り物』を華やかに歌唱。初のレーザーを使った演出も交えながら、全26曲、感謝の熱い思いをありったけ込めて、歌という優しき贈り物をファンに届けてくれた。
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「嬉しいこと、悲しいこと、そして色々な苦難もありましたが、あなたがいるから頑張れるんです。ありがとうございます。皆さまがいてくれたから、今日は忘れられない1日となりました」
こんな厳しい年の20周年だったからこそ、見つけられたもの、見えたものがたくさんあり、だからこそ、彼の歌心が更に深くなったように感じられた日本武道館のステージ。本誌はこれからも、そんな山内惠介を楽しみに追いかけていきたい。
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▲ラストはもう一度、新曲『残照』※本インタビューは、「歌の手帖」2021年2月号収録の文章を当時のまま掲載しております